榛名町は、関東地方の北西を占める群馬県の中央部やや西よりに位置しています。群馬県の交通の要衝・高崎駅からは北西へ約15km（役場のある下室田まで）。また最寄りのインターチェンジは関越自動車道前橋インターで、国道17号から国道406号などを経由し16キロほどの距離です。そして東京駅から60分の長野新幹線安中榛名駅から下室田へは８キロほどの距離です。
町の北に上毛三山のひとつに数えられる群馬の名山・榛名山がそびえ、南には緩やかに起伏する里見丘陵。その間をほぼ東西に利根川の支流・烏川が流れています。
　 榛名火山が太古より噴火を繰り返した結果、相馬山や榛名富士などの峰々、そして榛名湖が生まれました。
　 町内の最高点は榛名山の最高峰掃部ヶ岳（1449メートル）で、最も低い町南東端との標高差は1300メートルにも達しています。
　 このように多様な地形と環境の中におおらかに広がる町。それが榛名町です。

榛名町は、東日本一の梅の産地。町内のいたる所で梅が盛んに栽培されています。 群馬県内一の規模を誇り、町全体の栽培面積420ha、梅の本数１２万本、このうち、上里見の「榛名梅林」には７〜８万本の梅が植えられています。
　烏川の南の丘陵地帯は、３月になると、辺り一面梅の花の白やピンクで染められます。もちろん、花の甘い香りも漂います。
３月の観梅期間中は、梅林内に梅製品などの売店が店開きするほか、３月の第３日曜日には「はるな梅祭り」、また３月の第２日曜日には「はるな梅マラソン」が行われます。（平成１７年には「かおるの梅」も「はるな梅祭り」に売店を出しました。）

榛名湖畔から湧き出す温泉です。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩泉。町営のゆうすげ元湯とレークサイドゆうすげの二軒の宿があり、榛名湖の景色を眺めながら入浴することができます。日帰り入浴もできます。